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doubt 14

前回作文に拍手ありがとうございます!

更新も滞りがちですが…

もう少し続きます。
続きからどうぞ。



拍手




「もうこういう事は終わりにしようよ…」

ジョーはマユミの顔を見ず、視線を夜の海に向ける。

「よく一緒に海を見たわね…」

マユミは昔を思い出しているようだ。

「僕に近づいたのは、レバンからの指示だったんだろう?」

マユミはジョーの言葉にしばらく答えられずにいた。

「確かに最初はそうだったわ…でもあなたの事を…」
最後まで言ってしまうと、ジョーが去ってしまうような気がした。

「あの頃は楽しかったよ…ありがとう」

ジョーの昔と何ら変わらない態度に、マユミの胸は締め付けられる。

「彼女に言われたわ」

「彼女?」

「さっきまでここにいた」

そこで初めてフランソワーズとイワンの姿かない事に気づく。

「ジョーをこれ以上苦しめないで…って」

ジョーはふっと笑う。

「私の存在があなたを苦しめていたのね…私はあなたの気持ちの1つも解ろうとはしなかった…彼女に言われてようやく気づいたわ」


「キミはキミらしく生きたらいいよ。
ただ…もう彼と関わるのはやめたほうがいい」

「彼は…」
マユミが言葉を一旦切る。
ジョーはマユミの次の言葉を待つ。

「彼は私の事を唯一認めてくれる存在なの…唯1人の…」

「そう…」
ジョーは残念そうに言うと、空を見上げた。


「今後キミに会うことはもうないだろうね。会えたとしても…キミは僕の事を覚えていないから…」

ジョーはニコッと笑うと

「さよなら」

マユミがジョーの腕を掴もうとしたが、一瞬で姿を消した。

しばらくじっとしていたマユミだったが、次の瞬間自分が何故ここに1人でいたのか首を傾げながら船内に戻って行った。




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