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Stealth island 10

長ーくお付き合いいただきありがとうございました。

ようやく(^_^;)終わります。


反省文…後日書きます。



続きからどうぞ




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ホテルを離れ、無人島に渡ってから半月くらい経っていた。



窓の外の景色は無人島に渡る前と変わりなく


目の前の景色に変化はないが、フランソワーズの心の中には深い悲しみと憤りでいっぱいになっていた。




何もせずただ部屋のバルコニーに腰掛け、外の景色をぼんやり眺めているだけ。



私達が場所を突き止めたから?

もう少し時間があれば助けられたかもしれない

彼にだって…生きる権利はあった筈!






ジョーはそんなフランソワーズの姿を何も出来ず見守っていた。


全て終わり、博士に報告した時に、フランソワーズが落ち着くまでしばらくホテルに滞在していなさい。と言われた。


帰った方が気分が変わるのでは?と考えたが、フランソワーズは何も言わずホテルに戻った。


そしてバルコニーのチェアに座り、ただぼんやりと海を眺めている。


ぼんやりはしていない、頭の中は色々な感情が戦っている。




ジョーはフランソワーズの背後に回ると後ろから抱きしめた。

フランソワーズがビクっとした。


「日が暮れたら付き合って欲しい場所があるんだ」




日が暮れたビーチにはたくさんの人がいた。


手にはランタン

合図と共にランタンは手から離れる。

沢山のランタンが空に向かって飛んで行く



「ここで行われるスカイランタンは、死者を弔うものらしい。まるで日本の灯籠流しみたいだ」


ランタンの淡い光が漆黒の空に吸い込まれていく。

それはとても美しく、儚い。


フランソワーズは涙を堪えられなかった。



「彼が行動を起こしたのはきっと…自分を造った科学者へ抗う事だったんだと思う」


ジョーの言葉にフランソワーズは顔をあげる


「こうなる事は能力で予想出来ていたのだろう…それに彼にとって唯一の人としていられた瞬間は…キミと話をしたあの時なのかもしれない…」



フランソワーズはハッとする。


「彼はきっとキミに感謝しているよ」


ジョーはフランソワーズの肩を抱く。


フランソワーズは空に吸い込まれるランタンを見つめた




アリガトウ



声が聞こえたような…気がした。





END






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