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パーティを抜け出せ

前回記事に拍手ありがとうございます。

たいっへんお待たせしましたっ!

フランちゃん祭です。

続きからどうぞ。

拍手





張々湖飯店

フランソワーズと博士のバースディパーティーをするという。

この日の為に皆が集まった。
コズミ博士と生化学研究所の所長と、ハンドルキーパーというポジションながら、フィリップもちゃっかりいる。


お店を貸切りにして、皆で盛り上がる。


そんな宴会の最中…。


張々湖飯店の通用口。

「頼むね」

「任しとけ!!」

「いい?変な事したら後でただじゃおかないわよ‼︎」

「おぉ怖っ!!」

グレートがジョーに向かって手を上げる。
ジョーがクスッと笑う。

グレートがフランソワーズに変身する。

「ジョー♪」
フランソワーズに扮したグレートがジョーに抱きつく。


「ちょ、ちょっと待てって!!そんな趣味はないよ!!」
ジョーが焦る。

フランソワーズが指の関節を鳴らし始めたので、グレートはジョーから離れる。

「遊び心がないよな」
グレートが不貞腐れる。

「余計な事はしなくていいの、黙っていてよ!!」

「はいはい、わかりましたよ、いってらっしゃい」

飯店をこっそり抜け出す2人を、フランソワーズに変身したグレートが見送る。


「折角お祝いしてくれるのに悪くない?」
ジョーがフランソワーズに聞く。

「こっちも折角の誕生日よ」
フランソワーズがニコッと笑う。


「しかし、グレートの変身は完璧だなぁ。」
ジョーが感心している。

「見た目だけよ」

「胸の大きさまで完璧だった…」

「…ジョー?」
フランソワーズが再び指の関節を鳴らす。

「…あ!!」





ジョーに連れられて来たのは赤レンガ倉庫。


広場ではスケートリンクが設置されていて、スケートを楽しむ人達で溢れていた。

時々ちらっと時計を見るジョーを少し気にしたが、まもなく始まった赤レンガ倉庫をスクリーンにしたプロジェクションマッピングに目を見張る。

「凄いわ!!」
ただ驚いているフランソワーズを微笑みながら眺めるジョー。

「観覧車に乗ろうよ」
ジョーがフランソワーズの手を引き歩き出す。

みなとみらいは沢山の人で賑わっていた。

まるで宝石を散りばめたような夜景
「綺麗…」
フランソワーズは感嘆の声を上げる。


観覧車に乗ると、2人きりの空間が出来上がる。

向かい合って乗っていたが、頂上に近づいた時、ジョーが席を立つ。

「?」
フランソワーズが首を傾げる。

フランソワーズの隣に座ったジョー。
時計を見た。

「さん…に…いち…」

ドドーン。

花火が上がる。

時計を見ていたのは、観覧車の頂上で花火を見れるように逆算をしていたのだ。

言葉にならなくて、目の前に上がる花火を見ていたフランソワーズ。

「誕生日、おめでとう」

ジョーがフランソワーズを抱き締める。

「このまま…キミを帰したくない」
耳元で囁く。

フランソワーズが顔を上げると

「…と、言ってみたかった」
とはにかんで笑う。

フランソワーズもジョーを見上げ

「帰りたくないわ…」

「…と、言ってみたいわ」
と笑う。

「じゃあ今日は帰るのやめようか!!」

「え…?」

冗談だったのに…と、フランソワーズが動揺する。

「グレートが失態していなければ…の話だけどね」

あぁ…そうだ。
フランソワーズは肝心な事を忘れていた。

「そうね…帰らなきゃ」

「一緒に帰ろうか?」

ジョーがフランソワーズの髪に手を入れる。

フランソワーズは目を閉じる。

ジョーが優しくキスをする。

「ジョー…ありがとう、素敵なプレゼントだったわ…」

「そ、よかった」

観覧車から降りた2人は同時に空を見上げる。


「…雪…よね」
「…雪…だね」



その夜、横浜に雪が降った。


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