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star light night 3

前回に拍手沢山ありがとうございました。



七夕じゃない七夕話、これでおしまいです。

お付き合いありがとうございました。

続きからどうぞ。

拍手

3


「バレエの公演、もうすぐでしょ?スケジュール空けて観に行くよ」

ジョーの言葉に、フランソワーズは暫く黙っていた。

「…バレエの公演なんて出れる訳ないじゃない、代わりはいくらでもいるの。戻っても…居場所はないわ」

悔しそうに俯くフランソワーズ。

いつも上手くいきそうな時に集合をかけられ、最後まで悩んで、でもここに来てくれるフランソワーズ。
結果沢山の大切な物を失っている。


ジョーは俯いたフランソワーズから視線を空に向ける。


静止したような空間に、星だけが流れている。

ジョーが視線をフランソワーズに戻す。



「じゃあ、パリに帰る理由はない訳だ」
ジョーの突然の言葉に、フランソワーズは顔を上げる。


「ここにいればいいじゃないか」

「え…?」

ジョーは笑顔で言っている。

「…迷惑じゃ…ないの?」

「何故?迷惑なんてことはない。キミにはキミの生活があるから、帰ると言われても止めることは出来なかった。でも、帰る理由がないなら…」

ジョーがフランソワーズを抱き寄せる。

「ここにいて欲しい」

フランソワーズは溢れ出る涙を見られないよう、ジョーの胸に顔を埋めた。

フランソワーズが泣いているのを気づかないフリをして、優しく抱きしめる。



一つになった二人の影を、星だけが見ていた。




~おしまい~



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