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フツウの女の子 14

前回に沢山の拍手ありがとうございます。

もう少しお付き合い下さい^_^;


続きからどうぞ。

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14

家に誰もいないからか、ジョーは物怖じせずシャワー室へフランソワーズを連れていく。

2人でシャワーを浴びるのは初めてじゃないけれど、どうも今は穏やかな感じではない。


まだ怒っているようで、無言のままシャワー室に入り、身体と髪を洗ってくれた。


いつもは優しいジョーが、ぶっきらぼうに洗ってくれる様子が、過去の思い出とリンクした。


子供の頃、近所の男の子たちとよく喧嘩をしていた。
友達に意地悪をしたりしたガキ大将相手に喧嘩した。

泥だらけで帰ってくると、兄が怒りながら身体や髪を洗ってくれた。

「お前は女の子なんだから、男の子と喧嘩なんてするものじゃないんだ!!」

涙がこぼれる

「…兄さん…」

思わず呟いた。



シャワーを浴び、着替えをし、
ジョーはフランソワーズに暖かいココアを入れる。

夏とはいえ、どしゃ降りの雨に長時間さらされた体にはとても優しく、そして暖かかった。

流れる涙も拭うことを忘れ、ココアを飲んでいた。


ジョーはフランソワーズから離れた所で携帯を取り出すと、何処かに電話しているようだ。

「…だったら、ボクが行ったのに、彼女今、神経が高ぶっていて、いつも以上に余計な音を拾っちゃうんですよ。少し休ませますから、そっちは始めて下さい。」

コズミ博士に電話をしているようだ。

ジョーに責められて「悪かったのぉ」とシュンとしているコズミ博士の姿が浮かぶ。



部屋に行き、ベッドに横になる。

「もう大丈夫だから、あなたはダイジンの店に行って。」

「テイクアウト頼んであるから」

「久しぶりに博士が帰ってきたのよ、早坂博士だってあなたと議論したいでしょ?トモエさんだって…」

キスをされ、言葉を封じられる。


「少し眠った方がいい、側にいるから」
そう言うとフランソワーズの手を握った。


握った手の暖かさと、疲れからか、すぐ眠りに落ちた。



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