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doubt 6

前回作文に拍手ありがとうございます!

連載6話です。
続きからどうぞ。

拍手




「じゃ、行ってくるよ」

ジョーが靴を履き、背中を向けた。

「あ、ちょっと待って」
フランソワーズはジョーのパーカーのフードを直す。

「ありがとう」

「行ってらっしゃい」

笑顔でジョーの背中を見送る。

車が出て行ったのを確認すると、フランソワーズはリビングに戻らず、地下に向かう。

地下の研究室には先客がいた。

「フランソワーズもやるなぁ」
ピュンマがいた。

「え?何を」

「トボけなくてもみんなお見通しさ、ジョーに発信機着けただろう?」

「…あなたには隠し事は出来ないみたいね」

フランソワーズはピュンマを見ることなくモニターを起動する。

「ジョーは自分の事になると自分1人で解決しようと躍起になるからな、でも結果僕たちが助けに行っている訳で…」

「マユミさんに会いに行ったのよ…彼女が日本にいるのよ、きっと何かがあるのよ」

「そうだね、懐かしいから久しぶりに…って感じではなさそうだね」

「懐かしいから久しぶりに…だったら心配しなくてもいいんだけど…」

「本当に?」

ピュンマの言いたい事は分かっている。
でもいちいち言葉に出すのは嫌だった。

「キミはきっとジョーが何かを感じ取ってマユミに会いに行った…そう思っていたいんじゃない?」

「…」


「まぁ色々ワケありの元カノみたいだし、ジョーが今の生活を捨てるとも思えない」

じゃあ黙って出かけなくても
マユミさんに最初に接触した時に嘘をつかなくても。

フランソワーズは心の中で繰り返す。




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