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前回作文に拍手沢山ありがとうございます(^-^)/

連載4話です。
続きからどうぞ。

拍手




4

目が覚めた。

「…ここは…」
身体を少し動かしただけで激痛が走る。

完全に油断していた。
不意打ちだった。
何より恐ろしいのは、自分の正体を知っている人間に襲われた事だ。

ここにいては誰かに気づかれるかもしれない。
激痛に耐えながらも、少しづつ移動する。
立ち上がる事も出来ない。

誰も来ないような路地裏なら知っている。

昔の記憶がこんな時に役に立つとは…。
痛みを堪えながら自嘲気味に笑う。

これじゃあ昔の自分と同じじゃないか。
身を潜めてこんな大都会の汚ない所で蹲る。

人間らしく生きられると思ったらいつもこれだ。

どうせこんな身体にされたのなら、痛みも感じなくして欲しかった。
…痛みを感じなくなったら、恐怖もなくなったのだろうか。

右手を刺されただろう脇腹に当ててみた。
真っ赤になった。
「血…か」
こんな身体にされても血が出るのかと可笑しくなる。
もっともこの血は「つくりもの」だ。

「あ~あっ、このシャツ気に入ってたのにな…」

血で汚れたシャツを見下ろす。

こんな姿人に見つかったら、即救急車だ。
それより…まだ生きている事を不思議がるだろう。

「大惨事…だな」

何故息の根を止めなかったのだろう。
何の為に襲ったのだろう。
正体を知っていた…。
「あの」組織の残党なのか…。

ジョーは冷たい壁にもたれかかるように蹲った。

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