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クリスマスの奇跡 2

前回作文に拍手ありがとうございます♪

クリスマス作文2話です。
続きからどうぞ。

拍手






目の前のドイツ美女は、驚いているジョーに笑いかける。


「誰だっていいじゃないの、あなたの事は彼からよく聞かされているわ」

「彼?」


「あの城の主には逢わない方がいいわ」

「何故?」

「とびっきりの美人よ、あなたみたいなベビーフェイスじゃ、食べられちゃうかもしれないわ」

「たべ…‼︎あなたはいったい⁈」

「あと…あなたは彼女との距離に甘んじているみたいだけど、彼女を狙っている男は、あなたが思う以上にいるわよ、ちゃんと近くにいないと、誰かに取られちゃうわよ」

「…⁈」


「彼はその事を1番心配しているみたいだけど。」


彼、という単語を口から発する時の彼女はとても幸せそうだ。

…いやいや、そんな事を考えている場合じゃあない。
今の状況が何一つ理解できない。


「いったいあなたは誰なのです⁈」


ジョーの質問には答える気はなさそうだ。

「届けておくから…」


…。





「‼︎」

ジョーは車の運転席にいた。

「え⁈」

辺りを見回す。
景色がさっきと違う。
「ベルリンに…戻ってる⁈」


慌てて助手席にあったカバンの中をみる。
「書類が…ない」

青くなる。
あの書類は口外できないものだ。
人の手に渡ったら…!

携帯が鳴る。
ドキっとする。
画面は博士の番号を知らせている。


恐る恐るスライドさせる。


「ジョーか、書類届けてくれてありがとう、無事届いたとブラウン博士から連絡が来たぞ。」

「え…⁈」
息を飲んだ。
あの女性が本当に届けてくれたんだ。


「博士…」

「なんじゃ?」

「ブラウン博士、美人ですね」

「…そうじゃろ?」

ジョーは携帯を滑り落とす。

「どうした⁈ジョー?」

「…あ、すみません、携帯が落ちました。じゃあアルベルトの所でクリスマスをして、年末にはみんなで戻ります。」

「おぉ、楽しんでおいで」

「では…」

電話を切り、深呼吸をする。


エンジンをかける。
「…かかった…」


何かに化かされたような…。
頭の中が混乱しっぱなしのジョーだった。






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