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クリスマスの奇跡 3

前回作文に拍手ありがとうございます!

しばらく開けました。
クリスマスまでに終われるか?
(ヒトゴト)

3話です。
続きからどうぞ。

拍手





シャルルドゴール空港からベルリン空港までは1時間半強。
離陸したと思ったら、すぐ着陸だ。
それでも国境を越えるのだから、ヨーロッパの混雑具合が理解できる。

ベルリン空港の入国ゲートには、アルベルトが待っていた。

「ようこそ、ベルリンへ」

フランソワーズはニコッと微笑む。
「久しぶり」
軽くハグをする。

「ジョーは元気だった?」

「あぁ、ミュンヘンに向かったよ、しかし、お前ら、いつから会ってないんだ?」

「…1ヶ月位…かしら?」

「連絡してるのか?」

「業務連絡なら」
フランソワーズが肩をすくめる。

「全く、お前らは…」

「だって、ロシアで人工臓器学会があって、行っている間に、私はフランス行ったから。」

「今回は何の帰省だ?」

「友達の結婚式よ、見事に行き遅れちゃった」
舌を出す。

「まぁお前らもお互い忙しくてのすれ違いなら仕方ないか…クリスマスはゆっくり過ごせばいい」


「ええ…ホテルに荷物置いて行っていいかしら、あと、兄さんからアルベルトにって」

「いつも悪いな」
シャンパーニュを2本。

「兄さん、あなたと飲みたいみたいよ、時間あったらバリに行ってあげてよ、そんなに遠くないんだから」

「そうだな」

荷物をホテルに置くと、2人はベルリン国立観劇場に向かう。

「ベルリン交響楽団の演奏で、ベルリン国立バレエ団の踊りが見れるなんて贅沢よね」

フランソワーズははしゃいでいる。

「ジョーが連れて行ってやればいいんだ」
はしゃいでいるフランソワーズを盗み見しながらアルベルトは悪態をついてみる。

「彼には芸術はわからなくてよ、やっぱりこういうのは芸術がわかる人と観たいわ。」
「くしゃみしてるな…絶対」

2人顔を見合わせ笑う。

国立劇場でバレエを鑑賞し、アルベルト行きつけのレストランで食事をする。

「今日は付き合ってくれてありがとう」
「どういたしまして、俺も久しぶりに楽しませてもらったよ」

クリスマスが近いからか、バレエの演目はくるみ割り人形だった。


「ベルリンのマーケットに寄って帰ろうかしら」
「暗くなる前にホテルに入らないと…」
アルベルトが制すると

「まるでお兄ちゃんみたい」
と、フランソワーズが笑う。

「そうだな…そんなもんだ」

アルベルトも笑った。



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