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デシーヴ 10

前回作文に沢山拍手ありがとうございます(^∇^)


連載10話です。
続きからどうぞ。

拍手


10


ランが意識を失い倒れた。

「ジョー⁈」
フランソワーズは何が起こったのかわからなかった。

「大丈夫だよ、眠らせただけだ、話があるから、研究室に」
意識を失ったランを担ぐ。

研究室にはイワンとピュンマがいた。
ピュンマは誰かと通信している。
ジェットの姿が見当たらない。

ジョーはランをメディカルルームへ運び、戻ってきた。

「いったい…何?」
混乱しているフランソワーズ。

「お疲れさま」
ピュンマが通信を切った。

「今回のはキツかったよ、銃で戦う方が幾分楽だ」
ジョーがイワンに言う。
「君の腕も衰えてはなかったけどね」
「からかうなよ」

フランソワーズだけキョトンとしている。

「ランさんは…スパイよね?」
自信なくイワンを見る。

「そうだ、研究所に入り込み、我々の設計図を盗もうとしていた。吐かせるのは簡単だが、後ろの黒幕が逃げてしまう。だからジョーに時間稼ぎをしてもらった訳。ちょうどランがジョーに好意を示したから、つかず 離れずの関係で攻めて欲しいと。
向こうもなかなか設計図のデータが送られて来なければ、連絡してくるだろうから。アメリカにいたよ」
「先程制圧した。とジェットから連絡が来た。」
ピュンマが残務処理をしながら手を上げる。

「じゃあ、今迄の事は全部…」
「茶番だ」
ジョーが笑いながら言う。
なんだか無性に腹が立った。

パーン

気がついたら、ジョーに平手打ちしていた。

「最低!!」

フランソワーズが走り去る。

一同、なんのことやらで呆然とした。

頬を押さえてぽかーんとしてるジョー。
ピュンマは「そうきたか…」と、予想もつかない展開に呆然とする。

イワンだけは予想していたようで「計算済みだ」と言わんばかりに欠伸をした。


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