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デシーヴ 9

前回作文に拍手沢山ありがとうございます!


連載9話です。
続きからどうぞ。

拍手


9


フランソワーズは研究所にいた。
ランが捕らえられていた施設から始まり、色々なデータを調べていくうちに、ある結論にたどり着いた。

でもやはり疑問がある。
イワンが…気づかないわけがない。

とにかく、確かめなければならない。


「星が綺麗ね…」
ランとジョーはテラスで並んで夜空を眺めていた。
くしゅん。
ランがくしゃみをする。
「寒い?」
ランはジョーを見上げると、そっと身体を寄せる。
ジョーの腕に自分の腕を絡ませる。
こんな日が続くわけはないのは解っている。
でも今はこのままでいたい…。


「ランさん、そこまでよ」

振り返ると、フランソワーズがいた。
銃を構えて…。


「フランソワーズ…」
「ジョー、あなたが庇っても私は撃つわよ」
銃をランに構える。

「ジョー」
ランは不安そうにジョーを見上げる。

〝ジョー、もういいよ〟
フランソワーズの頭の中に、イワンの声が入ってきた。

瞬時に風が巻き起こる。
人よりも少し早く走ったジョーの旋風。
フランソワーズの隣にいた。
「フランソワーズ…そんなもの構えていちゃ危ないじゃないか…」
フランソワーズの銃を難なく取り上げると

「ラン、ゲームオーバーだ」
ジョーが冷たく言うと、ランに向けてトリガーを引いた。
何の躊躇いもなく…。

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