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フィリップ君の恋 6

前回作文、過去作文に沢山の拍手ありがとうございます!


お待たせしました!フィリップ君登場します^_^;

続きからどうぞ。

拍手



6


出勤してすぐに、所長に呼ばれた。

「フィリップ、午後からギルモア研究所まで送ってくれないか?」

ギルモア研究所?
ギルモアって…。
あの人工臓器のギルモア博士???

「博士は学会で留守だが、博士の後継者に用があるんだ。」

博士の後継者???
そんなすごい人に会わせてくれるんですか???

「コズミ博士も彼には頭が上がらないらしい」

えええ~?
あのコズミ博士が?

これはすごいことになりそうだ。と、僕は胸が踊っていた。

午後になり、所長を乗せ、高速に乗る。
走っているうちにだんだんと景色が変わってきた。

何故こんな所に研究所を?と思う程、都会から離れていた。

敷地内という林を抜けたら、海沿いに広がる大豪邸が見えた。

凄いな…ホテルみたいだ。
「ギルモア博士の所は研究員が多いからね」
所長はコズミ博士の元で昔から働いているので、「彼等」の事情は知っている。

駐車スペースには3台の車と1台の2輪バイクが止まっていた。
バイクはとにかく凄いものらしい。科学好きな研究員が乗るものではないワイルド仕様だ。
あとは割りと大きめなドイツ車と、ジープと、コンパクトなフランス車。

「すごいですね、まるでオーシャンビューがウリの高級ホテルみたいだ…」
ギルモア研究所に来たと言うだけでテンションが上がっているフィリップ。

玄関でまた興奮する。

「あら、フィリップさんもいらしたの」

天使がそこにいた。

天使は所長と話をしている。
「あまり無理はさせないでくださいね、まだ微熱が続いていますから」

誰の事だろう?と思っていた。


リビングに入ると、一人の男が座っていた。

日本人?にしてはちょっと違うような…
Tシャツとジャージでおでこに冷却シートを貼っている。
一見大学生に見えた。

「所長、わざわざすみません」

「具合はどうだ?」


「昨日もらった薬が効いたみたいですよ」
「ああそうか、よかった」



そんな話はいいから、早くギルモア博士の後継者を紹介してほしい!!

「…所長、隣の人は?」
大学生に気付かれた!!

「あぁ紹介がまだだったな、新人のフィリップ君だ、フランソワーズさんと同じフランス人だ」

「よろしく」
大学生は手を出した。

とりあえず握手をする。
力が強くて驚いた。

「フィリップ、彼がギルモア博士の後継者だ」

えええええ~?

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