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フィリップ君の恋 7

前回作文に沢山の拍手ありがとうございます(^-^)/

フィリップ君、至福の時。


続きからどうぞ。

拍手






所長とギルモア研究所の後継者とやらの一見大学生が話始めたので、フランソワーズさんがこちらへとテラスへ案内してくれた。


僕も新薬の話が聞きたかったが、フランソワーズさんの誘いを断るなんて出来ない。


天気もよく、海は凪だ。
こんなにいいところに住んでいるなんて羨ましい。

「クッキー焼いたのよ、お口に合うかしら?」
手作りのクッキーと紅茶。
天使らしいもてなしに、心がポッと暖かくなる。

クッキーも紅茶も美味しいし、パリの話も盛り上がった。

僕が毎日通っていたパン屋さんに、彼女が勤めていた事があると言う話を聞けば、運命じゃないかと思ったり、こんな小さな島国で、同じ故郷のこんな美人に逢える事も運命なんだよ…なんて一人勝手に思いを巡らしていた。

「所で、フランソワーズさんは何故日本に?」

今まで笑顔だった彼女の顔が急に曇った。
「色々あったの。でも、今は幸せよ。」

色々って…何だろう。
天使だと思っていたのに、急に大人びた顔になった。
この人は…いったい…。

所長が帰ると言うので、後ろ髪引かれる思いで玄関に向かう。

研究員が多いと所長は言っていたが、天使と大学生にしか会っていない。

玄関に並ぶ天使と大学生風。
ちぐはぐなようだが、何故かしっくりきていた。

心が…ざわついた。
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