前回作文に沢山の拍手ありがとうございます!
拍手コメントもありがとうございます♪
ちょっとお返事
拍手連打ありがとうございます!
フランちゃんは山へ芝刈りに行ったのよ♪( ´▽`)
え?違う?
失礼しました。
では連載7話です。
続きからどうぞ〜!

研究所には、有事の時に作戦会議をする会議室がある。
最近は揃って話し合いをする機会はなかった。
10人座れる円卓に、3人が座る。
盛大に落ち込んでいるジョーと、ペンを回しているジェット、静かにパソコンを見ているアルベルト。
「ったく、お前が着いていながら、簡単に誘拐されるなんて…」
ジェットがジョーを非難する。
ジョーは黙ったままだった。
「起こった事は仕方ない。ジョーだって疲れていたんだそう責めるな。それよりも、被害者の女性の恋人の名前が解ったぞ」
2人は顔を上げ、アルベルトを見る。
「サトナカユウジ…大学生だ。」
「学生?」
ジェットが声を上げる。
「ジョー、お前に一仕事してもらわないといけないようだ…サトナカはお前の卒業した大学に通っている」
「え…?」
ジョーが初めて声を出した。
「フランソワーズの件も…そして怪物が襲ってくるという件も…そのサトナカが関わっているに違いない…そしてそのサトナカは、普通の人間には出来ないような事をやっている…かなり怪しい。」
「何か…秘密を持っている…って訳?」
「そうだ、だから明日、大学で調べて来て欲しい…。」
「…わかった」
「お前ならにこっと笑えば、女子大生達がいらねぇ情報まで教えてくれるぜ。フランソワーズには黙っていてやるから、楽しんでこいよ!!」
ジェットが元気つけるためにわざと茶化すが、ジョーはそれに反論する元気もない。
「何事もなければいいが…」
その夜。
眠れずにテラスで星を見るジョーの姿があった。
普通の状態なら…フランソワーズだってサイボーグだから、危険に晒される事もないだろうが…。
あの状態は何なのだろう。
アルベルトから聞いたサトナカの異様な行動…。
「寝ておいた方がいいぞ…」
アルベルトがテラスに来た。
「俺が何で突発的に日本に来たかわかるか?」
ジョーがアルベルトを見上げる。
その眼の頼りなさに彼のギャップを感じる。
身体は強いが心は人よりもナイーブだ。
守れなかった自責の念。
今のジョーはあの日の自分と同じだった。
「ドイツにいたくなくてね」
「…何故?」
ジョーが短く疑問を口にする。
「自責の念…って奴だ」
じっとアルベルトを見ているジョーに、薄く笑うと
「助けられなかった、守れなかった…1年に一度襲ってくるんだよ」
1年に一度で、ジョーもピンと来た。
アルベルトが大切にしていた恋人の事を…。
自分が運転した車の事故だったと聞いている。
それも罠だったのかもしれないが…。
隣に乗せていた恋人は亡くなった…と。
彼はサイボーグにされた上に恋人を失っている。
どれ程の地獄を味わったのかと…。
思うだけでも恐ろしかった。
「フランソワーズは俺達が必ず助ける。」
アルベルトが強く言う。
「アイツとはお前よりも長い付き合いだ。」
ジョーも薄く笑う。
「そうだよね…助けなきゃ。」
2人の真上に冬の星座が輝いていた。
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