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リベンジ 9

前回作文に沢山の拍手ありがとうございます!

連載9話です。
続きからどうぞ。


拍手





「…ここは…?」

フランソワーズは、何も見えない真っ暗な所で眠らされていたようだった。

身体を起こすと、目を凝らす。
窓もない何もない空間。

誰もいないようだ。
裸足で術着のみの姿に戸惑う。
「こんな格好で…」
恥ずかしい。
誰もいないのにそんな事を考えた。

何故自分がこんなところにいるのか、記憶を辿ってみる。

最後の記憶は…。

ジョーに抱き締められた温もりだった。
急に孤独を感じる。


誰かが入って来た。
「目が覚めたようだね」

「あなたは…?」

一人の男が入ってきた。

「着いてきてもらおう」
自分が何者なのかも語る気はないらしい。

フランソワーズは黙って男の後を歩く。

気にはなっていた。

見えないし聞こえない。
ここは普通の場所ではない。
脳波通信も通じない。
無防備な格好も尚心細い。

「ジョー…助けて」

言葉は届かず虚しく消える。

別の部屋には4人いた。

「彼等に記憶はないかい?」
男がフランソワーズに問う。

「…わからないわ…」
見たことは…ない。

4人は男の顔を見ると怯えているようだ。


「俺はお前達を許すわけにはいかない…」
男はナイフを突き付ける。

「お前達を…殺す」


「…何故?何故私達を?」
フランソワーズがナイフを突き付けている男の前にはだかった。


「お前達がキョウコを殺したんだ!!」

「キョウコ…キョウコさんって…あの電車の?」

助けてと最後まで言っていたあのヒト。

「…あなたは…ユウジ…さん?」

フランソワーズの言葉に男は一瞬怯んだ。

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