大学のカフェテリア
女子大生に囲まれているジョー
後輩1人を呼び出した筈なのに…。
大学時代、女子大生に興味を示さないイケメンに、ホモ説まで出ていると、当時同じ大学に留学していたピュンマが笑いながら聞かせてくれた。
「きっと相手は僕だよ」と…。
…何だろう、その薄っぺらい情報は…。
まぁいい、こっちはそれどころではない。
「ねぇ、工学部にサトナカユウジって人いるかな?」
アルベルトの情報で、何となく工学部と睨んだのだが、これが違えば今度は何処に掛け合おうか…。
そんな事を考えながら、ザワザワしている女子大生達を黙って見ていた。
「サトナカねぇ…」心当たりがないらしい。
ふりだしに戻る…か。と次の案を考え始めようとした時、1人の女子大生が思い付いたらしい。
「ねぇ…キョウコの彼がサトナカって言うんじゃなかったっけ?」
「キョウコ?」
「この前電車で殺された子よ!!」
ビンゴ!!
「サトナカが何処から通っているか解る?」
ジョーに詰め寄られ、ボッとする女子大生。
少し離れていた女子大生が「キョウコは都心から通っていたようよ、サトナカさんは変わり者で、皆から避けられていた…でもキョウコだけは彼が心配だと言っていたわ」
「キミ、知ってるの?」
「キョウコと友達だったから…サトナカさんには不思議な力があったとか…」
「…それは?」
「…超能力?みたいな感じらしいわ」
…超能力…。
…だとしたら、フランソワーズの異変は…。
催眠術。
「キョウコさんの住んでいた地域は解るかな?」
「ええ…。」
少し進展した。
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